変形性膝関節症で起きる痛みの特徴

■前期・初期は、はっきりした強い痛み
変形性膝関節症で起きる痛みの特徴は、体重をかけたときや歩くとき、イスに腰掛けるときや正座するとき、立ち上がるとき、階段を上り下りするときなどに痛みが起こります。
安静にしていると、痛みは徐々に引いていきます。
こうした痛みは前期から始まります。
ときどきしか痛まないので疲れや老化現象だろうと深刻に考えず忘れてしまうことが多いようです。
しかし、初期の段階になると、なんらかの負担をかけるときに痛みが起こるようになります。
特定の動作に対応して痛みが起こるようになり、活動と痛みの関係がしだいにはっきりしてきます。
また、スポーツをするときなどに激痛が走ることもあります。

■進行期・末期は、人によって激痛・鈍痛・無痛
やがて、進行期になると、普通に歩くだけでも痛むようになります。
さらに安静していても痛みがなかなか治まらないので日常生活に支障を感じるようになります。
また、をひねっただけでも激痛が起こったり、痛みのためにスポーツをすることが難しくなることもあります。
ときにはまったく痛みを感じないこともあります。
しかし、階段では手すりを使うことが多くなり、歩くときに杖を必要とする人もいます。
末期になると痛みがなかなか引かなくなるので、杖や手すりなしで歩くことが難しくなったり、出歩いたりすることが少なくなったりします。
ギクッとすうような激しい痛みは少なくなりますが、が思いような感じや鈍い痛みなどが持続するようになります。


■症状は活動量の影響を受ける
痛みや腫れは、前期から末期まで、すべての過程で見られます。
強い痛みを伴う腫れは前期から初期に多いです。
進行期や末期になると鈍い痛みを伴う腫れが持続することがあります。
これは痛みのためにをあまり動かさなくなるためです。
活動量を減らすと、痛みがすっととれてしまうこともあります。
しかし、これはを動かさなければよいということではありません。
を動かさなければ日常生活にも支障をきたします。
ですから、変形性膝関節症の治療では、日常生活やスポーツをどう行うかが重要になってくるのです。


■原因不明の痛みが続くと精神的不調
進行期や末期になり、痛みが続くようになると、楽しんできたスポーツや旅行などの趣味が楽しめなくなったりします。
また、買い物などの外出にも不便を感じるようになって、気持ちが落ち込みやすくなります。
家に閉じこもりがちになって、気持ちも落ち込みやすくなって、抑うつ的な精神状態になることもあります。
変形性膝関節症の治療では、痛みを抑えるために、ときには行動をある程度制限することもあります。
しかし、適切な治療を受けることで、日常生活には不便を感じなくなります。
とにかく、病気と上手につきあっていこうと考えることが必要です。


■変形は進行期・末期に現れる
変形性膝関節症による膝の変形は、前期や初期には認められませんが、進行期に入ると、下肢全体の形が変わってきます。
日本人の多くは、O脚に変形してきます。
末期になるとO脚変形が高度になります。
骨棘や骨堤などの関節軟骨周囲の骨の変形が、肉眼でもわかることがあります。
前期や初期にの腫れが長く続くと、膝が変形してきたように見えることもあります。
しかし、この時期にはレントゲン写真上ではほとんど変形は見られません。


の腫れは前期・初期に多い
変形性膝関節症によるの腫れは関節水症が原因で、前期や初期によく見られます。
とくに初期には急にに水がたまる頻度が高くなり、強い痛みを伴うことが多くなります。
しかし、進行期や末期では、あまり関節水症は見られません。
もしあったとしても、少量の水がなかなか引かない慢性の関節水症であることが多いようです。
慢性の関節水症の場合は、鈍い痛みや思い感じを伴ったり、の横や後ろが引きつるように感じたります。

お医者さんのひざベルト 薄手しっかりタイプ


ひざの痛み・症状

変形性膝関節症とは

ひざの痛みを自分で治す

ひざの痛みを運動療法で治す

変形性膝関節症以外のひざの病気

病院での診察・診断・検査

Q&A

相互リンク

Copyright © 2007 変形性膝関節症を治す. All rights reserved