変形性膝関節症と関節炎

■関節炎と関節症
炎症が起きるとその部分が赤く腫れたり、熱や痛みをもったりします。
次の症状が強くはっきり出ているときを関節炎といいます。
が腫れる(関節水症)
熱をもつ(熱感)
赤くなる(発赤)
何もしなくても痛みがある(自発痛)
動かすと痛みがある(可動時痛)

一方、なんらかの病的状態があって、痛みや炎症などのさまざま症状を示すとき、広くその部分に障害があるという意味で、症という言葉が使われます。
関節症は、関節になんらかの障害があって、関節炎をはじめとするさまざまな症状が起きるものです。
関節炎に比べ、やや漠然とした表現といえます。


■変形性関節症は変形性関節炎とよばれていた
変形性膝関節症を含めた変形性関節症は、以前は変形性関節炎と呼ばれていました。
変形性関節症が進行していく過程で、傷んだ関節軟骨から遊離した物質が滑膜を刺激して炎症を引き起こすなど、炎症と呼べる反応が関節内で起こるためです。
変形性膝関節症では、腫れや熱感、発赤、自発病などの関節炎の症状は比較的に軽く、主症状ではないので、現在は関節炎と区別して、関節症と呼ぶのが一般的です。
ただし、関節炎が原因で関節の形や構造が変形して、変形性膝関節症になることもあります。
これを2次性の変形性膝関節症と呼びます。


■関節炎の原因
関節炎が起きる原因は次のようなときです。
細菌やウイルスに感染したとき
関節に結核が起きたとき
関節内に結晶ができたとき(痛風や偽痛風などの疾患)
慢性関節リウマチのとき
その他、原因がよくわからない関節炎もあります。
関節炎が起こると関節包の内側を覆っている滑膜が増殖して、血管が増殖して血管中の炎症細胞(白血球やリンパ球など)が関節液中に排出されます。


■二次性変形性膝関節症
靭帯損傷などの怪我を負ったり、生まれつき関節のかみ合わせが悪いなどの障害があると、それが原因で関節軟骨が傷んで変形性膝関節症を引き起こすことがあります。
これを2次性変形性膝関節症といいます。
一方、原因がないのに、関節軟骨が傷んでくる場合もあります。
これが、変形性膝関節症で、1次変形性膝関節症ともいいます。
変形性膝関節症の多くは1次性のものです。

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