変形性膝関節症における関節液の重要性

■潤滑液の働きをする関節液
関節液(滑液)は関節包の内部にある透明で粘り気のある液体で、ヒアルロン酸とたんぱくを含んでいます。
ヒアルロン酸とたんぱくの複合体が関節軟骨の表面を覆って、関節がスムーズに動けるように潤滑液の働きをしています。
関節液は通常数ccしかありませんが、スムーズに曲げ伸ばしできるのは、関節液で覆われた関節軟骨の表面がなめらかで、つるりとすべるように動くからです。


■体の精巧さは関節軟骨の表面にも表れている
関節液で覆われた関節軟骨表面の摩擦係数は0.002とされています。
そのメカニズムについては、十分に解明されていません。
また、この数値は非常に低いものなので、関節軟骨ほどの滑らかさを人工的につくろうとしても、現代の技術ではまだ不可能といわれます。


■関節液は、関節軟骨に栄養を与える
関節液には、関節軟骨に栄養を与える役目もあります。
血管が通っていない関節軟骨は、血液から栄養分を直接取り込むことはできません。
なので、関節液が仲介するのです。
関節液は、関節包の内側を覆っている滑膜でつくられています。
滑膜には、関節軟骨の代謝に必要な物質を出し入れする働きがあります。
表面にある一層の滑膜細胞が血液から栄養分を取り込み、関節液でつくって関節内に放出します。
その一方で、古い関節液を吸収して、関節液量のバランスをとっています。


■ヒアルロン酸
コンドロイチン硫酸やケラタン硫酸などとともに軟骨細胞内で生産される物質で、ムコ多糖(グリコサミノグリカン)と呼ばれます。
これらの物質は、コラーゲンやプロテオグリカンの材料となります。
関節液に粘り気があるのは、このヒアルロン酸が含まれているためです。


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