変形性膝関節症はどのように治るのか

■疾患が治るとはどういうことなのか
病気が治るとは、疾患の種類や症状などによって、治り方は4つに区別できます。
1.疾患になる前とまったく同じ状態、正常な状態に戻ることです。
下痢や風邪、疲労による筋肉痛などの軽い一過性の疾患に対して使われます。
2.疾患になる前に近い状態、ほぼ正常な状態に戻ることです。
浅い切り傷や軽い捻挫などに対して使われます。
皮膚や靭帯に小さな傷が残りますが、機能的にはほとんど問題はありません。
3.症状の原因になっているものを取り除くことで、症状をなくしたり、軽減したりすることです。
虫歯の治療がそうです。
でいえば、半月板を損傷したときに、半月板を切除することで痛みをなくすことにあたります。
元の正常な状態に戻るわけではありません。
しかし、不快な症状がなくなり、普通に生活できるようになります。
4.正常に戻せない部分はあっても、できるだけ症状をやわらげ、機能障害を取り除くことで、治ったとする場合です。
変形性膝関節症は、この4のケースにあたります。


■治る水準
変形性膝関節症の場合、一度変形してしまった関節は元通りにはならないので、歩けなかった人が歩けるようになったり、普通に生活ができるようになれば、それを治ったと考えます。


■治療の目的
変形性膝関節症の治療の目的は次のような普通に生活ができるようになることです。

痛みをやわらげる・痛みを取る
歩けるようなる
前より長い距離を歩けるようになる
脚が曲げられるようになる
脚をまっすぐ伸ばせるようになる
正座ができるようになる

ただし、一度擦り減ってしまった関節軟骨は、元に戻すことは難しいです。


の痛みは緩和できる
変形性膝関節症では、痛み、変形、腫れが代表的な症状です。
にたまった水を抜くことで、一時的ですが、の腫れをとることができます。
しかし、O脚変形した脚をまっすぐにしたり、増殖して変形した骨を元通りにすることはできません。
変形性膝関節症で最も問題になるのは、膝の痛みと膝が曲がらないことです。
この問題を解決するには、どのようなときに痛みが起こり、どうすれば痛みが起こらないか知ることが重要です。
変形性膝関節症の場合、を動かすことで痛みが生じるので、ふつうの痛み止めによる対処法では、長期的に抑えることはできません。
それよりも、にとってよい活動と害になる活動を医師に指導してもらって、積極的に生活やスポーツに生かしていくことが大切なのです。
体重は、減らせばもちろんよいのですが、無理な場合はこれ以上増やさない心がけが必要です。

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