■大腿四頭筋の筋力が低下すると歩けなくなる
骨と筋肉は腱によって強くつながっていて、筋肉が収縮したり弛緩することで、関節が動くしくみになっています。
そのため、筋力が低下すると、関節を自由に動かすことができなくなります。
膝を伸ばす働きをしているのは、太ももの前にある大きな筋肉で、4つに分かれているため大腿四頭筋と呼ばれています。
4つの筋肉は1つの腱にまとまって膝蓋骨につながり、膝蓋腱を通って脛骨と結びついています。
歩くときに膝が崩れないのは、大腿四頭筋の働きによるもので、この筋力が低下すると、スムーズに歩くのが難しくなります。
また、立ったり座ったりするときも、大腿四頭筋の働きが重要になります。
■大腿四頭筋は衰えやすく支障がでやすい
年をとると、誰でも筋力が弱くなっていきます。
腕の力よりも、脚の力のほうが衰えやすい傾向があります。
とくに太ももの前にある大腿四頭筋は、あまり歩かなくなるとすぐに筋力が弱くなります。
膝が不安定になってグラグラしたり、イスから立ち上がったり座ったり、階段の上り下りがしにくくなるなど、日常生活を送るうえで支障が出やすくなります。
■膝を曲げたり骨盤を支える筋肉もある
膝を曲げる働きをしているのは、太ももの後ろにある4つの筋肉です。
このうちの1つは大腿二頭筋と呼ばれます。
膝の外側にある腓骨につながっています。
他の3つの筋肉は膝の内側にある脛骨につながっています。
膝屈筋群、ハムストリングスと呼ばれています。
この筋肉は、膝を曲げる働きだけでなく、走るときに骨盤を支える働きもあります。
その他、ふくらはぎにある腓腹筋(ひふくきん)という筋肉にも膝を曲げる働きがあります。
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