■問診をもとに、膝の硬さや曲がり具合を調べる
問診が済んだら、膝や脚を実際に見たり触れたりしながら調べます。
ベッドに仰向けに寝て、自分で膝を伸ばします。
スッと伸ばせないと、痛みがあるか、膝が固まっているかです。
伸ばした膝を医師が上から軽く下に押し付けて、膝がまっすぐに伸びるか調べます。
これでも膝が伸びなければ、膝が曲がったまま固まっている(屈曲拘縮)という状態です。
次に膝をゆっくりと曲げて、深く曲げられるか調べます。
このとき、医師が膝に手を当てた状態で曲げてもらうと、耳には聞こえなくても音を感じることもあります。
■腫れや圧痛、ゆるみなども調べる
膝に水がたまっている(関節水症)を調べるときは、膝のお皿のまわりを指で押さえながら調べます。
関節周囲の軟部組織のむくみが原因で膝が腫れていることもあるので、それと区別します。
膝の要所要所を押してみて、圧縮がないかどうかも調べます。
押す部分は、次のような場所です。
内側や外側の大腿骨と脛骨のすき間、膝の内側や外側の膝を曲げる筋肉の腱の部分、膝蓋骨の周囲、膝蓋骨と脛骨を結ぶ腱の上下の端やその周囲、大腿骨の内側や外側の出っ張った部分、膝の裏の中央などです。
その他、両手で大腿骨と脛骨をつかんで膝の前後方向にゆるみがないか、内側や外側に曲げるときゆるみがないかなども調べます。
また、膝のすき間に手を当てて、膝を曲げ伸ばししたり、ひねったりして痛みがないか、音がしないか調べます。
■病院へ行くときの服装
診察を受けるときは、ベッドの上に仰向けに寝て、膝の曲げ伸ばしをするので、膝がよく見えるような服装がいいでしょう。
例えば、短いズボンやキュロットスカートならそのまま診察できます。
長いズボンの場合は、柔らかい素材の太めのもので、膝の上までまくり上げて診察できます。
その他の場合は、診察の邪魔になるので脱いで受診することになります。
ストッキングやサポーター、湿布なども診察の邪魔になります。
■医師は患者さんの歩き方も見ている
医師は、診察室に入ってくる患者さんの歩き方やイスに座るときの様子を見ています。
そのため、できるだけ膝の様子が分かるような服装で通院します。
杖を使っているときは、杖を使ったまま診察室に入るほうがいいでしょう。
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