関節貯留液の検査や血液検査

■水がたまっているときは、その水も調べる
関節水症のために。痛みが強かったり、関節液がたまっていることが刺激になって関節炎をさらに悪化させていると思われるときは、にたまった関節液を注射器で抜いて調べることがあります。
関節液は、血液から赤血球や白血球を除いた上ずみ液のようなもので、無色か少し黄色がかった透明な液体です。
ヒアルロン酸が含まれているので粘りけがあります。
しかし、変形性膝関節症や慢性関節リウマチ、痛風、偽痛風、半月板や靭帯の損傷などがあると、特有の変化を示すため、関節液を調べることで診断がつくこともあります。
関節液の検査は、関節液の濁り具合、色、容量、粘り具合、血や脂肪滴、軟骨片などの固形物が混ざっていないかなどを、肉眼で観察します。
変形性膝関節症になると関節液が大量に産出され、粘り気が薄くなってサラサラになるなどの変化が現われます。
そのほか、細菌感染や関節の破壊がないかなども推測できます。

次に細菌の有無や白血球の数、尿酸ナトリウム結晶(痛風)やピロリン酸カルシウミ結晶(偽痛風)、軟骨片などの組織片がないかを顕微鏡で調べます。
細菌が見られる場合は、細菌を培養して細菌感染の有無を調べ、どの抗生物質が効くかなど調べます。
ほかに、たんぱく質や糖、電解質などの成分についても調べます。


■水がたまっているか自己診断法
関節水症かどうかは、整形外科医ではないと正確な診断はできません。
水がたまっている場合は、次のような変化が現われることもあるので、自分でもある程度の診断はつきます。
1.痛みはなく、膝を曲げにくい、正座がしにくい
2.のお皿の下の、普段へこんでいる部分がふくらんでいる
3.のお皿のほうがふくらんでいる


■全身の疾患が疑われるときは血液検査を行う
の痛みは、必ずしも膝に原因があって起こるとは限りません。
慢性関節リウマチや痛風のなどの全身の疾患の一部として、が痛むこともあります。
の疾患だとしても、周囲に波及することあります。
そのため、血液検査が必要になることもあります。


■血液検査でわかること
変形性膝関節症のときは通常、血液検査をすることはありません。
しかし、慢性関節リウマチや痛風が疑われる場合は、血液検査を行います。
慢性関節リウマチのときは、通常よりも血沈が速かったり、血液中にリウマチ因子と呼ばれる異常たんぱく質は見られるなどの反応があります。
痛風では、血液中の尿酸値が高いという変化が現われます。


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